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2017新作ギター(4)

指板を接着しているのは今年の展示会モデルです。ここしばらくの自作ギターとは違ってこれは強烈にスペインを意識しています。ヘッドだけちらっと見えているのは、同時進行している例の世にも珍しい仕様のギターのうちの一本です。こちらはもうすぐ箱になります。なにゆえ珍しいのか? 公開したくてウズウズしているのですが、それは考案者のOKサインが出てからにします。...

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2017新作ギター(3)

裏板を接着して箱になる場面を紹介します。 ▼竹の弾力を利用して接着します。押さえの木片にはコルクやゴムシートが貼ってあります。 ▼脚にはキャスターが付いていて自由に回せるので、じっと椅子に腰かけたまま作業ができます。 ...

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2017新作ギター(2)

ホンマホ製のネックです。あとはヒール部を仕上げてニスを塗れば表面板と合体できます。手前バイスに固定しているのが通常仕様の展示会モデルで、向こうの2つは「超特殊仕様」の注文品です。 響板は3枚ともブレイシングまで完了しています。汚れ防止等のため軽くシェラックニスを塗布しています。右端が2017展示会モデルです。裏板は右端が展示会用でハカランダです。あとはインディアンローズ。  ...

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受付テーブル完成と2017新作ギターのこと

近鉄大和八木駅前のコンサートホール「テーネ・ザール」さんの受付テーブルです。今月の催しからデビュー!しますのでコンサートに行かれたときにはどうぞご注目を。  ▼テーネ・ザールさんに設置してきました。 さて、工房はギター製作モードになります。今回は3台を並行して作ります。うち2台は注文品で、残る1台は今年の展示会モデルにと目論んでいます。その2台の注文品ですが、誰もが驚くおそらく世界初の試み...

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ポルトガルギターの製作(15)完成!

コインブラタイプのポルトガルギターの完成です。工房初です。タマネギのような胴に19世紀ギターに似たブレイシングをして鉄弦を6コース12本張る楽器です。すぐお隣のスペインのギターとは音も形も音楽も全く異にするところがヨーロッパですね。素晴らしいと思います。 弦長:474mm 表板:ジャーマンスプルース(ベアクロウ入り) 側・裏板:マダガスカルローズウッド ネック:セドーロ 塗装:シェラックニス 糸巻き:葡萄...

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