2016/10/09

violinの修理

ヴァイオリンを触った経験はないが、木工品とみなせばなんとかなると思って引き受けた。作業内容はネックと指板の接着だ。この楽器はフランスのJTL社のストラディバリモデル。
▼初期状態
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▼ネック接合部のホゾをきれいに掃除して、ガタつかないように調整をして、パールニカワで接着中 MAR_4647_022.jpg

▼丸一日おいてから、指板を同じニカワで接着 このあとナットを新規製作する MAR_4992_070.jpg

 
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2013/10/10

鉋刃の裏切れ直し

鉋も鑿も長く使っていると刃が減ってきて「裏切れ」になってきます。これを直してみました。

▼裏切れとは刃の裏側の刃先の部分が狭くなった(あるいは無くなった)状態をいいます。この刃はもう風前の灯ですね。
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▼レールアンビルの斜面部に刃裏を密着させて、表側の軟鉄の部分を玄翁の角で慎重に打ちます。あやまって刃先を叩くとおそらく割れると思います。これで刃裏が「盛り上がる」ことになります。
(訂正)アンビルのアールの付いた面で行なう方が正解のようです。
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▼刃裏の盛り上がりを平坦にします。金盤に金剛砂を播いて行なう方法より、自分はダイヤモンド砥石のほうが遥かに早くて、研ぎ面の平面精度も全く問題ありません。#1000で行ないました。
craftm_kud3.JPG


▼これで裏が出てきました。これくらいの幅で十分で、広すぎるのは何かと調整がしづらいです。
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▼その#1000で表側の玄翁の打ち跡を取ります。新品の砥石なので1分もかかりませんでした。
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▼あとは研ぎ出すだけです。今回、右端から順番に使いました。
kraftm_kud7.JPG






2013/08/15

表札づくり①

表札を依頼されるのは初めてです。お名前とイラストを木象嵌します。
ギター作りが神経を使う工程になっているので、ちょっと息抜きも兼ねて作りだしました。が、ぜんぜん息抜きにはなりませんでした。

▼依頼者制作の表札です 180x65mm 掲載OKはいただきました。
この絵をそのまま板に貼り付けて作業することになります。
表札fup.jpg


▼お名前は縞黒檀、枝とニャンコはサッチーネを使います。地板はハードメイプルというご指定です。
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▼#1のブレードでゆっくりゆっくり切っていきます。こういうときは、私は象嵌材の下に薄いベニヤ板を両面テープで貼り付けます。板がほとんど跳ねなくなるし、送材が楽で安全、それに細いところも折れにくいというメリットがあります。
craftm_np1.JPG
↑ 糸鋸盤 : ヘグナー Multicut SE

このあと、地板を彫っていく作業になります。これまた肩が凝る仕事です。






2013/02/14

珠玉の天然砥石

篠山在住のギター製作家Kiyond氏に、先日分けていただいた天然砥石を使ってみました。

キングの#1000から始めて、写真の4種類を順番に使いました。
右端はハイス鋼のときに仕上げ砥として使用。
面直しはいつものダイヤモンド砥石(写真右上)でOKでした。

鉋刃や小刀で試してみましたが、吸い付きがよくて、よくおります。
みるみるピンピンに仕上がるのが指先でわかります。そして砥ぎやすい。

まさにホンマもんの天然砥石です。Kiyondさん、おおきにありがとう!

▼切り出し小刀を砥いでいるところ、刃先が砥石にくっついたままです
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▼裏に産地と名前が  いずれも知る人ぞ知る ・・・ 逸品です
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▼大きいのは「常三郎」の寸八で私の勝負鉋 、 その隣は全ハイス鋼のKunz製
 あとは、平出さんや三木の刃。この玉鋼の小刀もスムーズに砥げました
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ナラやタモやローズを削ってみました ・・・ いつもとはやっぱり違います。喰いつきがシャープです。で、そのままスルスルっ・・・といきます。永切れするかどうかは、今日のところは評価できませんが、まあ問題ないでしょう。



2013/01/21

Deltaバンドソーのコイルスプリング

が、ようやく入荷しました。発注日は大晦日でした。工房の14インチバンドソーはもう生産されていないので、パーツを見つけるのに苦労します。下記サイトに在庫がありました。
http://www.highlandwoodworking.com/iturra2-12bandsawspringfordeltabandsaws.aspx

ネットの場合、よほど胡散臭さがないと判断できるところからでないと発注しないのですが、上記のサイトは・・・結果オーライでした。

▼2個入荷 送料は$15 
  下のコイルは機械から外したものです
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▼さっそく交換しました
  これで張力が強くなりました 中央の黄色いのがそうです
P1070991.JPG





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