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2019/02/12

パノルモ632mmの製作 ④ヘッドのVジョイント

先ずはブレシング完了の写真を。
MAT_2277.jpg 
▼オリジナルどおりVジョイントでヘッドをつなぎます。棹の先端をVカットして、そのV部分をヘッド傾斜角だけ斜めに削ります。ヘッド側にV型を納める部分を彫ります。
P2121479.jpg

多くのパノルモの場合、V型だけで接合(「どうつき」部が無い)されているようです。
P2121484.jpg 
エポキシ樹脂で接着しました。ヘッドプレートは無く、このままです。
P2121492.jpg  
2019/02/07

パノルモ632mmの製作 ③力木接着

ルイ・パノルモ氏は他に先んじて7本バーのファンブレイシング(扇形配置)を考案していたことで有名ですが、ラコートのように横バーを斜に配置していたときもありました。今回は先ず扇形タイプを採用しました。
MAT_2174.jpg 
▼接着剤の膠(ニカワ)は、横板を曲げるベンディングマシンの温度調節器にて電熱器を制御して湯煎溶解しています。
MAT_2170.jpg 
2019/02/03

パノルモ632mmの製作 ②口輪飾りの完成

口輪飾り(ロゼッタ)の続きです。屋久杉の 木片でこしらえた輪っかの内外周に溝を彫ってそこに茶色と白の細い木を埋めてラインを描きます。MAT_1802_01.jpg 
▼オリジナルに倣って、同心円上の少し離れたところにも茶色と白のラインを入れます。
MAT_1989_00001.jpg 
▼ルイ・パノルモの響板フォルム。昨年作ったラコートとはずいぶん感じが違いますが、表面積はほぼ同じです。MAT_1989_01.jpg 
2019/01/31

パノルモの製作 ①外枠、口輪飾り

19世紀のギターが続きます。今度はルイス・パノルモです。1825年の資料を主に参考にします。
表は欧州トウヒ、裏・横材はマダガスカルローズ、弦長632mm。
まずは外枠作りからです。ランバーコア材を使います。外枠をくりぬいたあとの瓢箪型もそのままベンディングマシンの曲げ型として使うので、材料歩留まり抜群です。外枠の中にあるのは今回のテンプレートです。MAT_1786_01.jpg 
▼口輪飾り(ロゼッタ)はほぼパノルモのフォームですが、モチーフのところは木を埋め込みます。この写真の屋久杉の柾目のところを切り出しています。MAT_1784.jpg 
▼裏横に使うマダガスカルローズ(と思われる!?)です。MAR_5823_01.jpg
 
2019/01/22

ラコート610mmの製作⑨ 完成!

完成です。例によって Royal Classics の Romantica を張っています。やはり静かでエレガントです。そして、A=425Hzぐらいが自分には心地く響きます。さてこれと前作の580mmとで2重奏! 是非とも拝聴したいものです。
 表:ベアクロウ杢の欧州スプルース 
 裏・横:国産タブノキ 、 縁巻き:国産トチノキ
 棹:セドロ
 指板:エボニー 、ヘッド化粧板:タブノキ
 駒:縞黒檀
 ▼シンプルな口輪飾りとヘッドのデザインはユーザーさんのご指定 、駒は当オリジナルMAT_1500_00001.jpg 
▼タブノキの裏横材はオイル+ワックス仕上げ
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▼Vジョイントネック 
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▼2台収納専用ケース 楽譜入れ付き (写真はギターを合成しています)  MAT_1566_00001.jpg MAT_1546_00001.jpg