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ウクレレ作り/0923

秋分の日。やっと大陸の空気に入れ替わりました。工房の窓全開です。あとで明日香にでも行こうかなと思いながら、ウクレレにバインディング(縁巻き)を巻いています。今回のように裏板がそのままヒールキャップになっているときは、自分は写真の様にバインディング(本紫檀)とパーフリング(白/黒/白の木の棒)の端を処理することが多いです。ハイス(高速度鋼)の彫刻刀が重宝します。写真右:before 、左:after...

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ウクレレの進捗/0909

朝いちに裏板を接着。これが済むと組み立て用の外枠一式が空くのでもう一台の製作も進められます。▼接着前。3本の補強棒の成(せい:高さのこと)はブリッジサドルの位置を頂点にしています。白紙はラベルの汚れ防止。▼裏板接着中。竹の弾力で押さえます...

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ウクレレの進捗/0905

今回のコンサートウクレレは2本とも吉野杉トップにミズメザクラ(手作り家具や弓にも用いられる高級材、カバノキ科)の正柾材をあわせます。インドローズ並みに堅牢ですが、指で弾いた音はメイプルのような感じです。写真:いつものスパニッシュネック、横板はクサビで固定します...

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再会したギター

2007年スペインでのロマニリョスの製作コースで作ってきたギターに再会しました。ナットとサドルの交換とフレットの面出し調整など実施。あの時のシグエンサの空を思わせるカラっとした響きがより豊かに逞しくなっていました。(参考)当時の投稿記事です→ クラフトMのスペイン訪問記 (craftm.ciao.jp)▼ドイツ松の表板とシェラックニスが経年で飴色になっています▼ヘッドの意匠はもちろんロマニーリョス。糸巻きはフステーロ▼懐...

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19世紀ギターとコンサートウクレレ

たまたま表面板(吉野杉)も横裏材(ミズメザクラ)も同じ材料となっています。ネック材はウクレレはセドロですが、ギターのほうはオール国産のご希望があるのでヒノキを採用。▼表面板ができたので外枠にはめてみました。右のギター用は今日作りました。▼30mm厚のランバーコア材を2枚重ねて、上記外枠を切り出しています。内側のほうはそのまま曲げ器の型(モールド)になります。▼サイド・バック材はミズメザクラ(カバノキ科)の...

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